2010年度 卒業研究




研究テーマ


テーマ:強化学習を利用した二足歩行ロボットの ための学習コントローラーの設計
担当:石黒駿太郎(本科5年)
概要:
本 研究では二足歩行ロボットを対象とし,人間の操作から目的の行動を学習することのできる学習コントローラーを設計した.コントローラーはユーザの操作を記 録する.そして,単に記録した操作を再現するのではなく,強化学習の枠組みを利用して目的の行動を学習する.その行動を実現するためにユーザが行った試行 錯誤から,より最適な行動を達成するといったものである.



テーマ:画像情報を利用した校内ナビゲーション システムの設計
担当:沢田健人(本科5年)
概要:
本 研究では,建物内部の実画像データを用いた校内ナビゲーションシステムの設計を行った.ナビゲーションシステムは自分の移動に合わせて手動で画像を切り替 えて現在地を把握するもので,画像データは携帯電話で撮影した画像を使用することが 可能である.また,使用者の見ている風景と画像データのマッチングが しやすくなる ように画像に写っている特徴物(例:火災報知機,掲示板等)にランドマークがついているのが特徴である.



テーマ:在室者状況予測に基づくコミュニケー ションツールの設計
担当:田代悠喜(本科5年)
概要:
本 研究では,在室者状況予測に基づくコミュニケーションツールを設計した.これは,通信相手の位置や状況を予測し,伝言,メール,TV電話など相手の状況に 合わせたコミュニケーションを可能にする.本システムは利用者の部屋の入り口付近にシステムを設置する受付システムの形態であり,在室者が不在の際の来客 者に対して現在地の予測とコミュニケーションツールを提供するものである.



テーマ:ベイジアンネットワークを利用した在室 者位置予測システムの設計
担当:船木東紀(本科5年)
概要:
各 研究室等に設置されている一般的な手動操作の現在地情報は,操作の忘失や,常に所定の位置で操作しなければならないといった問題がある.そこで本研究で は,ベイジアンネットワークにより在室者の現在地を自動的に予測するシステムの設計を行った.在室者の6週間の行動履歴(部屋を移動した時間と位置の情 報)を収集し,時間•状況から位置を予測するベイジアンネットワークを構築した.システムは,時間を入力することで現在地を予測するものとし,予測する現 在地は1ヵ所だけでなく,複数の行き先の確率を表示するものとした.





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